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2009/11/20 (Fri)
雨がしとしと降る夜、無性に人恋しくなって飲み屋に行きたくなった。

いつも気になっていた「百尺」(ヒャクセキ)に駆け込んだ。
店内は年季の入った無垢のカウンターと右側に小上がり、奥には広そうな部屋も見える。

常連と思しきおっさんがひとり、女将の饒舌につまらなそうに付き合っている感じだ。
濡れた着衣を整え、取り合えずビールと煮込みを注文する。
あっ、そういえばこの店は元祖チューハイ(百ポール)が売りで、
すぐに女将は何も言わずにレモン入りのチューハイグラスを出してきた。
ビールを頼んで女将の気分を害しただろうか?
(初めての店だから気を使う)ちなみにここのチューハイは某焼酎メ-カ-も配合の秘訣を伺いに来るほどの名店なのだ。

ビールをチマチマ呑みつつ、煮込みを食べる。
この煮込みは珍しい「馬の内臓」だ。
特有の臭みも少しあるが葱と一緒に喰えば気にならない。
アジのタタキ、ホタルイカボイル、レバー焼きと気ままに頼みつまんでみる。
どれも旨いし、店内も下町居酒屋の情緒を十二分に残している店だった。
しんみり降り続けるガラス戸の外を少し気にしながら、それでもゆっくり飲んで味わった。
独りで来るにはとてもいい店で、落ち着いて飲ませていただいた。

ちなみに世界の王貞治も常連だったという。
ここから数百メートル先にご実家の中華料理店があったらしい。

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